新技術&新工法|ECO-カットシステム
私たちは新技術、新工法について探究を続け、情報を発信していきます。
安全、正確、時間短縮、コストダウンを目指し常に新しいご提案をいたします。
カット作業に求める内容
【管理者】
- 歩留り率を高くして、材料のムダを少なくしたい。
- どれくらいの歩留りで作業しているか把握したい。作業者によって、歩留りにばらつきがある。
- カット後の作業(仕分けなど)でもたついて、生産の流れを遅らせたくない。
【作業者】
- 歩留りを考えるあまり、カット作業自体を煩雑にしたくない。(端材の仕分け、再カットの手間)
- 在庫材や残材の状況を見ながら、カットしたい。
- フレーミングの状況を見ながら、スピード優先か歩留り優先かを判断して作業したい。
カット作業に求める内容は、管理者と作業者では、若干異なる。
両者の要望を満たすには・・・
- 高い歩留りを目指しつつも、作業状況を考えたカット指示ができないか…?
- 効率の良いカット順や木取り内容を、自動で素早く作成できないか…?
- どのような木取りが最も効率が良いか、いろいろとシミュレーションできないか…?
ただし、木取りの “押さえどころ” はきちんと押さえたい。
ECO-カットシステムの特長
- 新しい割付け処理(エンジン)を盛り込み、歩留りの高い木取りを算出します。
- カットや墨付けの効率が良い「2段積み加工」機能を活かしつつ、木取りパネル範囲や残材長さを自由に設定。
- 「カット後の工程」「歩留り」「カットスピード」の全体を見ながら、その状況にマッチする木取り内容をシミュレーションできます。
・忙しくてカットが間に合わない! |
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歩留りには目をつぶって、2段積み加工優先で速くカットしよう。
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・カット作業に余裕がある。 |
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カット作業に求める内容
従来の木取り内容 |
ECO-カットシステム 「最適木取り設定」 |
「最適木取り設定」で、ECOな木取りを算出 |
<木取り単位:【5パネル毎】> |
<木取り単位:【全パネル】> |
使用本数: 204-16F 91本 投入回数: 74回 |
使用本数:204-16F 91本 投入回数:64回 |
8本削減! |
8本削減! |
木取り単位が小さいため、投入回数は増えるが、まとまったパネル単位でカットされ、仕分けが楽になる。 | カット材をパネル順に仕分けるのに時間がかかる。しかし、歩留りが良く、投入回数も少なく済む。段積み加工回数が多く、カット時間を節約。 |
今後のシステム構想
生産管理だけにとどまらず、在庫管理から資材管理までトータルにサポートするシステム作り
ECO-カットシステム
新技術&新工法|ECO-カットシステム