ユーザー事例
ユーザー紹介
在来のプレカット・コンポーネント企業であった材惣木材株式会社が2×4の工場を開設したのは、平成20年でこの業界としてはいわゆる後発組であり、2×4経験ゼロからのスタートでした。
導入までの道のり
2×4のプレカットにあたっては、PSで工場のラインを動かすことを主眼とし、さらにOPTICUTの効率を上げることが重要課題でした。
組立指示書ベースで行なったのは、壁パネルの墨付けに対応する機械を何にするか煮詰めることでした。
検討の結果導き出した答えは、「墨付けをしない工程作り」であり「素人でもCAD通りに製作できる仕組みとする」でした。 こうして電子図面システムの導入が決まったのです。
CAD室
前工程:材料搬入、カット、搬出
後工程:ルーター&シーティング
導入の効果
- 墨付けが不要
- CAD指示のためヒューマンエラーがない。欠品がない
- 寸法誤差が少ない
- 精度が保たれている
- 品質的に思った以上の良いパネルができている
- クレームの芽を摘んでいると思われる
電子図面システムの導入から言えることとして、カットから組立まで1つのCADで可能になり、CADオペレータの想いがラインに繋がり、その結果「大工さんが選ぶ工場になった(材惣木材株式会社 談)」。つまり品質の高いパネルができるようになったと言うことです。
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